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庭で話をしていた1人が、誠達の存在に気付く
?『あ!、剣さん!』
剣心『恵殿であったか…』
薫『恵さん!』
恵『薫ちゃん、勝手に鍵開けて御免ね…あの2人が剣さんに会わせろってしつこくて…留守だって伝えても聞く耳持たなかったから』
薫『あの2人って…』
??『緋村~!』
剣心『操殿?』
操『緋村!、久し振り!』
剣心『久し振りでござるな…操殿』
???『抜刀斎…』
剣心『蒼紫…』
誠『あの~…この人達は?』
剣心『拙者の友人でござる』
誠『なるほど』
操『今日は緋村に話が合って、わざわざ京都から来たんだよ!』
剣心『拙者に?』
操『うん!』
蒼紫『抜刀斎、単刀直入に話す…』
剣心『何だ?』
蒼紫『数日前…葵屋が襲撃された』
佐之助『何だって!?』
斎藤『ほぅ…俺が抜刀斎に話す内容と大方一致するようだな』
剣心『斎藤…』
蒼紫『襲撃された当初、志々雄一派の残党かと思ったんだが…どうやら違ったらしい』
剣心『どういう事でござるか?』
斎藤『その襲撃してきた連中は、雲仙狂雲の手先の者だ』
剣心『雲仙狂雲…まさか!?』
斎藤『そのまさかだ』
誠『あの~…話が見えないんですけど』
剣心『雲仙狂雲…幕末の頃、拙者と斎藤が刀を交えていた時の頃の話でござる…』
斎藤『新撰組と維新志士が無差別に斬り捨てられる事件が頻発してな』
剣心『あの時、お互いに勘繰り合いもした』
斎藤『だが、真相は思わぬ所から発覚した』
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