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大きな強面のオッサンが居ました、ハート。
じゃねぇよ!何だこの馬鹿デカイオッサンは!?
しかも裁判!?何かしたか!?
猛「ちょっ!ちょっと待ってくれ!」
俺は両手を前に突きだし話をストップさせる。
勿論、どうしてこんな状況になったかを聴く為だ。
閻魔「何だ?今更見苦しいぞ悪人め」
悪人!?
閻魔「貴様の罪は重い。親殺し・大量殺戮・3人もの聖人殺害等など、これまでに無い位の罪人だ!」
俺が…親を殺した?大量殺戮って…
聖人?いったい何の事だ?
猛「ちょっとま」
閻魔「よって!罪人、八神 猛を地獄行きとする!」
オッサンがダンッ!と小槌を机に叩きつけると。
俺の足元に大きな穴がポッカリと開いた。
猛「ふざけんな!!」
猛は穴の両端を足と腕で踏ん張り。穴に落ちまいと必死に堪えた。
閻魔「何と!?えぇい!往生際の悪い奴だ!」
流石の閻魔も、この踏ん張りは意外だったようで。
目を見開き、驚いていた。
猛「これは何かの間違いだ!俺は何もしちゃいない!!」
閻魔「まだ言い訳をするか罪人め!おい!お前達!」
閻魔が声を張り上げると、至る所から炎が上がり。中から様々な鬼達が現れた。
閻魔「奴を地獄穴に落とせ!」
鬼達は閻魔の指示に従い、猛に近付いてくる。
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