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葉月:「……久我原先生、言葉を返すようですが……最早、説明とは言えないですよ……とりあえずの報告程度では……」
紗鳥:「私がイレギュラーには弱い妖怪なの、知ってるだろ……」
かなりテンパってますね。
みかん:「ちょっとひとっ走りしようにも、間に合わないかなー……」
朝のホームルーム開始時間まで、ギリギリなのです。
一年生の教室は、そこまで離れてるわけじゃないけど……それなのに間に合わないレベル。
桜子:「も、もう……流石に、教室に向かってる頃ですよね……私たちも、連行されましたけど……」
紗鳥:「すまん……ここまですると言う事は、余程なんだろうが……今日中に何かしようとは思ってないと良いんだけどな……」
葉月:「……ひとまず、胃薬を飲んで……休まれては……?」
桜子:「あ、あの……また、放課後……」
紗鳥:「ああ、そうしよう……私も焦って冷静になれない。」
みかん:「ほにゃらば、急いで教室に行かないと‼」
葉月:「……貧血なのに……」
紗鳥:「あ、椎名なら職員室でうたた寝してたぞ。」
だったら間に合うかも。
……由縁ちゃん、下手に刺激しないと良いんだけど……。
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