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思わず立ち上がる。
……なんか、漫画とかにありがちな状況。
女子:「ゆ、由縁さん?」
由縁:「な、なんで、お前がっ……」
銀:「ふふん、驚いた驚いた。」
教師:「え?何、知り合いー……って、なんだかマンガみたいなベタなセリフで恥ずかしい。」
由縁:「ちょっ、いや、違っ……ぅあ。」
クラス中の視線に加え、ざわ……ざわ……となってる事に気付き、赤面。
教師:「鳥居さん、ひ、ひとまず自己紹介とか……吹雪ちゃんとの関係を。」
銀:「うむ、心得た。」
由縁:「心得んな‼先生も余計な事を聞かないでください‼」
あ、再燃。
銀:「まぁ、つら……いや、この場では吹雪と言った方が良いかの、ひとまず落ち着け。」
教師:「なんか何かにつけマンガっぽい……」
由縁:「まるで、あたしが元中二病みたいな言い方するなよ‼つーか……それだと、お前は中二病のままの痛い子だぞ⁉」
由縁ちゃん、ご乱心。
あと、絶対に中二病とか分かんないと思うんだけど。
銀:「よく分からぬ単語を並べおってからに……お主が騒ぐせいで、うちの発言が皆の衆に届かぬではないか。」
教師:「時間、ないんだけど……」
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