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――放課後、保健室。
私たちも、休み時間に由縁ちゃんのクラスに行ったりはしてたけど……由縁ちゃん本人が一部始終を話して、九尾しゃん本人だと確信。
由縁:「どう言う事なんですかっ‼あたし……今日1日、あいつが何かやらかさないか神経質になってましたよ⁉」
紗鳥:「どう言う事なのかは、こっちも分からない……」
未奈:「ガチで九尾さま……おや、様?とりあえず、キツネさんが転校生なのー?」
葉月:「……操られたせいなのか、無意識下では様付け……?」
ちなみに、九尾しゃんは(報道部などに)質問責めになってるらしい。
でも、由縁ちゃん……三つ子ちゃんのお姉ちゃんに何かあったらソッコーで報告するように言ったとか。
白夜:「やっぱり諦めてなかったんだね……まさか転校生と言う手段とは。」
すると、見慣れた大人の座敷わらししゃんが、いつものように外からひょこっと。
夕陽:「た、大変だよー‼」
紗鳥:「わざわざ窓際に着いてから叫ぶな‼」
桜子:「分かってても、びっくりしました……」
みかん:「夕陽しゃん、どうしたの?」
夕陽:「きゅっ、九尾の狐がー……うちの寮に入寮するみたいなのー。」
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