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由縁:「な……そこまで手回ししてたのかよ⁉」
葉月:「……私たちがファーストコンタクトした際は、消えましたけど……」
紗鳥:「いや……そこまでの寮の情報をどこで知ったのか分からないが、他に行き場もない……住所不定な上に寮には空き部屋もある……転校して来た身としては、都合の良い仮住まいにはなるだろう。」
夕陽:「私の寮がー……座敷わらしぱわーで満ちてたハズなのにー。」
居るだけで宝くじとか懸賞が当たりそう。
みかん:「でも、夕陽しゃんのテリトリーなら……行動とか制限できそう‼」
未奈:「九尾パワーは半減とかしそう。」
白夜:「どうするの?世界征服とか、そんなレベルの足がかりにされるかも……」
桜子:「ほ、本人に……問い詰めたりしますか?」
紗鳥:「あわよくば懐柔したいところだが、そうもいかないだろう……」
由縁:「でも、問い詰めて釘を刺すくらいはしないと‼あいつのせいで、あたしが……なんか、中二病だと思われても困る‼」
葉月:「……それは確かに重要……」
――――と、ドアを叩く音が。
紗鳥:「ん?誰だ?」
茶道部員:『私でーす、お客さん連れて来ましたけどー。』
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