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和side 【教室】 聖『―で兎流の家に行く話だけどな』 和『家庭訪問ですか』 聖『あぁ そういう言い方もする』 和『でもうちの親は―…』 聖『もちろんこれでも担任だからな こっちにいない事は知ってる だからこそ兎流の力になりたいと』 先生と話していると… 和『智!』 智『翼空先生 頼まれてたプリントのコピー終わりましたよ』 智也はプリントを先生に渡しながら強引に… 智『はい これで全部ですね』 って… 聖『あぁ 助かったよ 悪かったな』 智『いえ…―で 先生の方の手の離せない用事とやらはもう終わったんですか』 聖『用事ね…そう ついさっきな』 智『それは―また随分と速かったんですねぇ 僕にコピーの残り頼んでいくぐらいだからよっぽど―』 オレは勢いよくイスから立ち上がって…
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