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「も～！
いつまで戦ってんのよ!!
あ～き～たぁ～!!」
今度は普通に声を出して駄々をこねるｱﾘｽ。
こいつ・・・
ってかお前がやれば一撃じゃん。
「ｸﾞｵｫｫｫｫｫ!!!!」
ｸﾚｲﾄﾞｰﾙが雄叫びを上げて突っ込んで来る。
「だあﾞぁもう面倒くせぇなぁぁぁぁぁ!!!!」
信夫が拳を構えそう叫ぶとｸﾚｲﾄﾞｰﾙの懐に瞬間移動する。
そこから腹を目掛けて全力のｱｯﾊﾟｰｶｯﾄを入れる。
が、
（ﾒｷﾒｷﾒｷ）
え？
なんか腕が粉砕骨折した気がする・・・
「いってぇぇぇぇぇ!!!!
何こいつ!?
超かてぇぇぇぇぇ!!!!」
信夫は左腕を押さえその場でのたうちまわる。
ｸﾚｲﾄﾞｰﾙはそんな信夫に容赦なく上から爪を突き刺す。
そしてｸﾚｲﾄﾞｰﾙは自分の体重で徐々に圧をかけていく。
地面がﾒｷﾒｷと音立てて軋んでいき信夫の体が減り込んでいく。
「あﾞあﾞあﾞあﾞあﾞぁぁぁぁぁ――――!!!!」
信夫は大量の吐血をしながら悲鳴を上げる。
やべっ・・・
ﾏｼﾞ洒落になんねぇって・・・
いつの間にか回復した腕で必死にｸﾚｲﾄﾞｰﾙの腕を殴り続けるが腹部同様に相当な強度があるためびくともしない。
糞っ!!
ﾏｼﾞ死ぬ――
（ｸﾞﾁｬｧ）
信夫が若干死を覚悟したときｸﾚｲﾄﾞｰﾙが不気味な音を立てて弾け飛ぶ。
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