あんたは今日から私の奴隷なんだから

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さっきも思ったけどどっから話してんだ? これ。 信夫はキョロキョロと辺りを見渡すとアリスが女子生徒と談笑していた。 『これは念話って言ってまぁ簡単に言うとテレパシー見たいなもんよ。 お互いに念じただけで会話が出来るってやつ』 聞いてもないのにアリスが解説する。 いや俺別に念じた訳じゃないんだけど何で聞こえてんの? 『相手が一人くらいだったらちょっと考えただけでも普通に聞こえるわよ』 うわぁ~もうプライベートもくそもねぇな・・・ 『ってかよく話しながら念話できんなお前』 『こんなの慣れたら余裕よ』 アリスは談笑を続けたまま答える。 なんかやだなそれ・・・ 『まぁとりあえず今日からよろしくね! 信夫!!』 アリスが信夫の方に笑いかける。 ・・・あ~、 ど~なんだろ・・・ 俺・・・ アリスの満面の笑みを見ながら信夫はがっくりとうなだれていた。
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