66人が本棚に入れています
本棚に追加
(;-_-)「あの…先程のロボットは…?というか貴方は…?」
川д川「私です」
淡々と、しかし堂々と、どうにも理解できない言葉を彼女は即答した。
首を傾げると、表情を変えずに再び口を開く。
川д川「内臓されているコアから催眠波が流れており、半径3kmに存在する生物の五感を狂わせる事で、鬱田氏によりインプットされたイメージを細かく再現しているのです」
(-_-)「…うん…なるほど……」
川д川「理解していただけていないようなので、更に詳しく――」
(;-_-)「いや分かった!分かったから!うん!」
彼女を制し、味噌汁を啜る。
出しが程よく効いており、此方も美味だ。
その素朴な味のせいか、こんがらがった頭の中が、静かに解れていくような気さえする。
(;-_-)「いや待て…明らかに嘘だろ…不法侵入者め!」
テーブルを両の掌で叩く。
味噌汁のお陰で先程の話が如何に可笑しいか、よく理解した。
最初のコメントを投稿しよう!