ゴシックNo.99のようです

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(;-_-)「…何あれ……」 今分かっている事は、あのドラム缶が、味噌汁を作っていたことだけだ。 …謎過ぎる。 家庭的過ぎる。 (;-_-)「というかどうやって入ったんだ…?」 窓が割られた形跡は、見たところ無い。 施錠は、していた。 (;-_-)「ピッキング?…ロボットが?」 しかし、ピッキングをして迄、味噌汁を作る通りはあるのだろうか。 全く謎だ。 ともかく、この場で考えていても仕方がない。 事の始末をして、ドアノブを握り、それを開く。 味噌汁の暖かい香りと、何かが焼ける香ばしい香りが出迎えた。 非常に食欲を誘う良い香りだ。 (;ぅ_-)「…いけね……」 出かけた唾液を飲み込んで、キッチンの方へ聞き耳を立てる。
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