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「それから今にいたるという訳ですね」
「はい」
「あなたはいじめがあったことをご存知でしたか?」
貴が聞くと…
「いえ、荒木君っていう人がいるというのも彼が自殺してからしったんです」
「そうですか」
「なんか、ハラタツーそいつら。そいつらのせいで死んだようなもんじゃん」
千代が怒ったような声で言った
「千代…そいつらにふっかかるなよ」
貴が睨みつけて制止する
「うっ でも」
キッ とさらに貴がまがまがしいような目つきで睨みつけた…
「はぁーい、わかりました~」
千代がふくれた
(何だよ、別にいーじゃんあいつらが悪いんだし)
「何か言ったか?」
「いえ、なんにも言ってませぇーん」
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