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「ねぇ、貴、もしかして今日から学校に夜までいんの?」
千代が聞くと
「いや、明日からにする。今日はもう帰っていいぞ。」
「まじ?んじゃ、帰りまぁーすって、貴は?」
「僕はもうすこし、しらべることにする。」
「それと、明日は学校に泊まるからなちゃんと親に言っておけよ」
「えっ?泊まんの?」
「ああ」
貴は、しれっと言っている
(まずいってそんなの、貴に襲われるかも)
ないない、絶対ない100%ない
「そこ、ナレーションうるさい」
「なにを言っている。お前は?」
「えっ、あっ何にもないよ」
(あははー、…くそ、あのナレーションめ)
「んじゃ、また明日ね」
「ああ」
千代は手を振って帰っていった
貴は溜め息をついてこう言った
「面倒なことになりそうだな」
これは誰にも聞こえてはいない…
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