タイトルが適当になってる件について

8/35

974人が本棚に入れています
本棚に追加
/327ページ
「別にお前が気にする事じゃない。悪いのは愛だ。」 「はい、そうですね……でもすみません。」 どうしてあんな感じになってしまったんだろうか?昔はもうちょいマシだったと思うんだけどな……いや、ごめん。あんまり今と変わらねーわ。 「だから気にしなくても良い……それにしても愛と茜の奴、遅いな。集合時間はもう過ぎてるぞ。」 「え?マジですか?」 先生の言葉に俺も時計を見ると時刻は既に18時を超えて集合時間を5分ほど過ぎていた。 「うわーマジだ。姉さん、自分から集合時間決めたのに……」 「まったくこれだから……ちょっと愛に電話をしてみるか。」 先生はそう言って携帯(ガラケー)を出すと携帯を少し操作して耳に当てた……が数秒してから直ぐに耳から携帯を離す。 「?……先生?どうしました?」 先生の行動に俺は疑問に思いそう尋ねた。すると先生は無表情でこう俺に告げた。 「愛の携帯……電源が切れてて繋がらん。」
/327ページ

最初のコメントを投稿しよう!

974人が本棚に入れています
本棚に追加