言えなかったこと。

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博(よぉし!帰りに言うか、デートに誘おう!よぉし!) 雄(小田原、なんか考えてんなぁ~?俺にだって、考えがあるぞ…) 私たち四人は、遊園地を出て、それぞれ家へ帰った。 帰り道は小田原と一緒だ。 博「さっき言おうとしてたことだけどさ…今、言ったほうがいい?」 は?どっちでもいいけど、気になるしなぁ… 愛「気になるから、言ってくれたほうがいいかも。」 博「じゃあ、言うぜ。」 また沈黙… さっさと言えよ! 愛「あのさぁ…」 博「俺っ!あっ、何?」 愛「いや、早くしてほしいんですけど。」 博「マジで言う!すぐ言う!」 はよ言えやぁぁぁぁぁぁ! 博「俺、愛菜香が好きだ。」 愛「うん。ごめん。今、ナンテイッタ?」 博「あれ…?聞こえなかった?なんか恥ずかしいんですけど。」 愛「いや…キコエタヨウナキコエナイヨウナ?」 博「え?それってどういう…」 ドタッ 博「えぇ!?愛菜香、そこ倒れるとこか!?」 もう…何がなんだか、わからないぃ…
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