俺の身体はダークエナジーに包まれている。

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「無断で外に出た罰だ。」 「人間が俺を罰するなんて「良いから来い。」 どうしてこいつはいつもいつも…! …仕方ない。愚かな人間に従ってやろう。 食堂に入ると俺を見た人間どもが歓声をあげた。 「零亜様ぁぁぁぁぁ!!!」 「キャァァァァ!僕幸せ過ぎて死ねる!」 「やっと羽橋様と佐伯様のツーショットが!」 やはり人間はこうでなきゃ。因みに俺の親衛隊は基本魔界の名である「零亜」を使う。忠実な人間は良いな。 「零亜様、お帰りなさい。ずっと待っていました。」 俺に近づき頭を下げたのは俺の親衛隊の隊長である薄氷千-ウスライ セン-。さらさらした黒髪に漆黒の瞳。背は小さくて、可愛らしく、メイドみたいな奴だ。 「忠実なる俺の僕よ、今帰った。喜べ。」 「はい!とても嬉しいです零亜様!」 やはり、人間とはこうあるべきだ。 「…早く座るぞ馬鹿。」 「ぅあッ!」 メイド隊長に感心していると、碧が俺のネクタイを掴んで近くにあったイスに座らせた。 乱暴物が…!
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