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痛くない痛くない痛くない痛くない痛くない痛くない痛くない痛くない痛くない痛くない痛くない。痛くないんだよ全然!
「その言い方は止めろ。好き嫌いをするなといつも言っているだろ、馬鹿。」
碧は淡々と言って再度注文した。
こいつ、完全に俺をナメている。確かにさっきの攻撃は少しだけ、ほんのミクロ単位で効いたのは認めよう。だが俺はこんなヤワじゃないからな。
「…痛くない痛くない痛くない痛くない…。」
「自己暗示するくらい痛かったのか。詫びとして焼き鯖を半分やろう。」
「いらない!」
碧の申し出を素早く断った。冗談じゃない。焼き殺した魚の死体を食べるなんて人間はどうかしている。
「キャアアアアアアアアア!!!」
「ウォォォォォォォォオォ!!!」
突然周りからあり得ないくらいの大きさの歓声がわいた。昨日の夕食時と同じだ。
見てみればダークマターと生徒会、朝に会ったイケメン二人が集団でやってきたのだ。碧やメイド隊長もいるからこの学園の美形が9割程揃ったのだ。因みに残りの1割は風紀委員会。こいつらはまた今度紹介しよう。
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