人間のくせに魔界の支配者に歯向かうなんて愚かしいな。

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碧に脅されて鯖の焼死体を食べているとダークマターが俺に質問責めして来た。 「なぁなぁ、時雨は何でドラマとか映画にしか出ないんだ?バラエティーとかには出ないのか?時雨人気なのに何でだ?」 やはり情報収集と来たな。ふん、奴らに踊らされているふりをするのも悪くないな。 「俺は能力の1つの「マッドネスライアー」を使っているのだ。人間の遊びに俺の能力を使うのはこれだけと決めているのだ。」 と言った瞬間に碧に足を踏まれた。 「いっ―――」 痛くない痛くない痛くない。一酸化炭素と言いたかっただけだ。 「時雨はこんな性格だからマネージャーが出るのを止めている。」 碧が淡々と言うとダークマターは何故か怒ったような強い口調で言った。 「こんな性格って!碧も時雨を「わがまま王子」なんて言うのか!?決めつけは良くないんだぞ!時雨のことを知りもしないくせに!」 ダークマター、お前も俺のことをあまり知らないだろうに。碧はため息をついて言った。 「時雨はこんなに厨ニ病だろ。バラエティーに出ても会話出来るかどうか…。」 俺は厨ニ病じゃないぞ。 「ちゅうにびょー?何だそれ!わかんないけど酷い病気みたいだな!そうか!病気だから出れないのか!」 俺は断じて病気ではない。
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