俺の身体はダークエナジーに包まれている。

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「…お前、俺を誰だと思っている。」 「クローシアン・零亜・パトリオット。魔界を治める偉い人、で満足か?」 こいつはいつもこうだ。俺を右斜め上45゜から馬鹿にしたように見る。 「…ふん。余裕をかましていられるのも今のうち。俺の真の力が解放される時、人間は一瞬で消え去る。」 覚悟しておけ…。 そう俺が言ったら碧は可哀想なものを見る目で俺を見た。 「何なんだお前は…。人間の分際で俺に逆らうのか…?」 これは強硬手段だ。俺は碧の顔の前に手を開いた形でセット。 「俺の力を思い知れ!闇の波どぁう!?」 俺が言い終わる前に碧は俺の手首を掴みソファーに押し倒した。そして俺に馬乗りになり、見下した目付きをした。 「お、お前…。」 「時雨は本当にわかってない…。俺の力を知った方が良いな。」 碧は目をギラギラさせて言う。 「どうして人間が俺の上にいる!?身の程をわきまえろ!」 「ちょっと黙れ。」 くっ、どうしてこんな時に限って能力が使えない…!俺は一体どうしたら…。 「あぁぁ!!!碧!何してんだよ!?」 こいつ…まさか魔界が送った使者か…?
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