俺は死神、いや神をも越える存在だ。

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「なーなー!お前初めて見るけど綺麗な顔だな!名前は!?」 「渡瀬ですよー。」 「名前だよ名前!!!」 「蒼空ですが何かー?」 「蒼空か!良い名前だな!!!」 ダークマターは副委員長に初めて会うらしく質問攻めをしている。 俺の周辺の情報も集めているのか…。健気な奴…。 そうこうしているうちに、死神の巣窟、俗に風紀室に辿り着いた。ドアを開けると何人かの風紀委員とさっきの奴らが言い争っていた。 「…死神がいないな…。また姿を消しているのか…。」 「あー、委員長?確かにいませんねー。委員長ー。」 俺の言葉に反応した副委員長が部屋の隅辺りに呼び掛ける。するとその辺りから黒いものがごそっと見えた。 死神のお出ましだ…。 黒いものというのは制服のセーターなのだが俺には黒い負のオーラを纏っているのがよくわかる…。 振り返った死神はいつも通り暗い表情をしていた。 「あ…蒼空君…おかえり。…あれ、時雨…じゃない、零亜君も…?あと…転校生…。」 聞こえるか聞こえないくらいの声で言ったのは死神で風紀委員長をしている東雲翔-シノノメ カケル-だ。
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