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「ちょっと待ってくれよー」こんなにひどい態度をとっても鈴はおれのあとについてきた
こういう鈴の人なつこいところは嫌いじゃない、いやむしろコミュニケーションが苦手なおれにとってはありがたいのだ。
しかしそんな内心に反してあろうことかおれはついてくんなと言わんばかりに鈴を殴打した。
立ち上がろうとする鈴の腕をつかみ電信柱に叩きつけ跪いた鈴の髪をわしづかみにし力いっぱい蹴りあげた。
鈴は地面にうずくまりぴくりとも動かなくなった
気絶したようだ。
後悔したがどうしようもない。
おれはグラウンドをあとにした
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