実る

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嵐が過ぎ去った後、向日葵の中で残ったのはあの子だけだった。 花弁が落ちたあの子を、太陽が心配そうに見る。 そして、太陽は他の向日葵や動物がいないことに嘆く。 そんな中、あの子は自分の終わりが近いことを悟っていた。 太陽に何をしてあげられるか考えた。
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