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夏のある日、嵐が向日葵達を襲った。 石が飛び、砂が舞い、雨が打ち付ける。 人が住むレンガで出来た家でさえ、崩れていく。 多くの向日葵が葉や花びらを散らせ、枯れていく。 そんな中で、あの子は必死に耐えた。 恋しい太陽に再び会いたくて。
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