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これが…公太との出会いだった…。
『うるさいな!飲めばいいんだろ?!』
一気に薬を口に入れて流し込んだ。
ぅえ…やっぱり苦いや……。
クシャクシャ……。
え………………。
「やれば出来るじゃん!」
男の子は笑って…頭を撫でてくれた。
「ありがとうね…公太君」
公太………?
公太の体には…服から微かに見える包帯……こいつも病気?なのかな?
『頭撫でないでよ!』
年も近いのに……。
「じゃあ公太君は秋君とお話してあげて?」
看護婦さんが公太君に椅子を渡す。
看護婦さんは出て行った。
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