18人が本棚に入れています
本棚に追加
/41ページ
入院させることも視野に入れ、獣医さんと相談しながら治療を開始します。
最初の数日間は自宅療養で、薬を私が与えてあげます。
しかし、状況は良くない。 エサの食べる量がドンドン減って…体重もドンドン減ります。
仕方ないので、雛や病鳥用の粉餌を水に溶き、栄養剤の追加もした液状のエサを飲ませます。
クチバシに1滴づつ垂らして飲ませるのですが、るなはもう6歳の立派な大人ですので…雛が食べるようなエサは嫌がります。
口を固く閉ざし、もがいて抵抗をするるなちゃん。
『父ちゃん…イヤだよ…』
「うるせえ!いいから食え!」
るなとケンカをしながら、根気よく少しずつ…口の中を湿らす程度のエサを与え続けます。
最初のコメントを投稿しよう!