3:悪雲の呼吸

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「あの…これからどこに向かうんでしょうか?………あと一人であるけます…下ろしてください」 今の状況を説明すると、犬は僕をおんぶしながら森の道を走っている。 「だってお前、足が遅そうだから」 失礼なっ!これでも50m走が7.3秒なんだぞ!普通だけど。犬に比べたら遅いけど。 「あ~あ…これが女だったら食ってるなぁ…」 Σビクッ 「い、犬さんやっぱり人を食うのっ!?」 「い、犬さん?俺は狼だ…それに今の食うは[ピー]的な意味だ」 はいどーん 「狼かよ!」 「つっこむとこそこかよ!!」 そんなこんなでついた場所は、高い高い気が無数に並び、スリーハウスが無数にある、気でできた街みたいな場所でした。 うっわぁ~ そういえば犬臭いや。
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