3:悪雲の呼吸

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「うぐぅ…」 モフモフな犬ってみんながみんな水を浴びたら情けなくなるわけじゃないんだね。 「綺麗になったね」 いっぱいのみが落ちました。 「さて、僕もお風呂に入るかな」 よかったぁ。お風呂とか銭湯とかそういう文化は一緒だ… あと、言葉も通じてるようだし… 「ふう…」 身体を包む泡の匂いが結構いい。 と、頭を洗いはじめるために目を閉じると、後ろから何かに抱き着かれた。 少しすると離れていった。 「?」 頭と身体の泡を流し、お湯に浸かる。 「狼さんの身体って凄いんですね」 「いつもトレーニングしてるからな」 へえ… たしか某動画投稿サイトにレスリングみたいなやつが…たしか… 「ガチムチ……なんだっけ?」 「ぶっ!?」 「!?」 急に狼さんが吹いた…汚い…
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