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「……ブェ」
こんなの…無理…駄目…吐いてしまう…
だっていきなり別の世界だよ?、文化も生活も違うかもしれないんだよ?家もお風呂もお布団もないんだよ?
ああああ…どうしよう…
まてよ、もしかしたらまだ地球かも、運がよければ日本だったり、
そう思って何気なく門のほうをふりむくと、さっきの犬が…犬が……犬が……人のような姿をして面倒臭そうな顔して立っていました、二本足で。で。
「!!?」
やっぱりここ異世界だよぉぉぉぉぉぉ
「おい」
と犬が話しかけた
僕は「はい?」と答えた。
すると
「なんでお前はここに来れた」
と言われました。
は?
「シリマセン…だって…」
いやだってあなたが誘ったからでしょう
といいたくなってもう一度口を開いたら、勝手に門をくぐった僕がいけないことを思い出し、また口を閉じた。
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