2:晴天の丘

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「……ブェ」 こんなの…無理…駄目…吐いてしまう… だっていきなり別の世界だよ?、文化も生活も違うかもしれないんだよ?家もお風呂もお布団もないんだよ? ああああ…どうしよう… まてよ、もしかしたらまだ地球かも、運がよければ日本だったり、 そう思って何気なく門のほうをふりむくと、さっきの犬が…犬が……犬が……人のような姿をして面倒臭そうな顔して立っていました、二本足で。で。 「!!?」 やっぱりここ異世界だよぉぉぉぉぉぉ 「おい」 と犬が話しかけた 僕は「はい?」と答えた。 すると 「なんでお前はここに来れた」 と言われました。 は? 「シリマセン…だって…」 いやだってあなたが誘ったからでしょう といいたくなってもう一度口を開いたら、勝手に門をくぐった僕がいけないことを思い出し、また口を閉じた。
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