高太(こうた)編
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「別れた」 翌日昼飯を食べたあと、休憩室で木下と藤巻に俺は言った。 「…抱いた?」 木下の質問に俺は頷いた。 「結局そこに逃げるしかないんだよな。9年も一緒にいてなにやってたんだか、俺たち」 「景子さん、言葉に出来なかったんだよ」 藤巻が呟く。 「強いよな」 木下はタバコをくわえて言う。 「ちゃんと逢いに来たんだもんね」 藤巻が俺の顔をのぞきこむ。「大丈夫か?」 「あぁ」俺は弱々しく笑う。
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