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なんて屁理屈をぶつぶつと言っていると
俺はある違和感に気づいた。
なんだ…?なんかいつもと違うような…
その答えはすぐにわかった。
どうやら裏庭には先客がいるらしい。
さっきも言ったようにここは一般者は立入禁止だから俺以外の人がいるのを見るのは初めてだ。
初めて見る光景だから違和感を感じた、
ただそれだけではない。
その先客は俺よりも随分と小さい
金色の長い髪を持った少女だった。
今俺は裏庭から少しだけ離れた場所にいるが少女の容姿ははっきりと見える。
ただ顔は俺に背を向けるように座っているため見ることはできないが。
何故、少女がたった一人でこんな所に？
ふとそんな疑問が頭に浮かぶ。
巫女には決して見えない。
服だって真っ黒なワンピースのようなものを着ているし何よりあの目立つ金髪…
それになにより小さい。
見た目俺の妹と同じくらいだし。
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