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?「漸く結界を破壊して例のアレを回収出来ると思ったのに……。何でお前がいるんだ」
ここに来るための階段から降りてくる大輔は何かブツブツ言っている。
え?何あれ怖い(笑)
[偶々だ]
大輔「確率低い偶々もあるんだな」
どうでもいいけど何で口調変わってんの?
大輔「くたばれええエエ!!」
!
ドォオン
大輔がこっちに手を掲げて力を使い爆発を起こした。
爆煙が上る中俺は無傷で佇んでいた。いや正確には制服がちょっと焼けた。
成る程、チートな肉体は健在か。
煙の中人の形をしたシルエットを見つけた。
やっぱ、殺したくねぇな。
俺は手刀で大輔の胸を貫くために近付く。すると
カチッ
あ。
ドォオン
地雷踏んだ。
大輔「その程度で死んだとは思ってないさ。だからここら一帯に地雷を散りばめた!迂闊に動けば即どかん!いくらお前でも連続した爆発には耐えられないだろ!!」
大輔のシルエットが無数に実現し、大輔本体を見失った。
変わったな、大輔。復讐するためか?俺の記憶に映るお前は――
孝「お前の記憶じゃねぇ。俺の記憶だ。そこんとこ履き違えんな」
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