18.修羅の奥地で・・

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「修羅で、永遠に戦い続けなければならない・・酒呑童子として・・」 お父さんがポツリと言った・・ 「そんな・・・  私のせいで・・・  あのお方の人生を狂わせてしまった・・!  私が、あそこへ行かなければ・・  やさしい伊吹丸様でいられたのに・・」 「そうじゃない・・自分を責めないで!翔子ちゃん!!」 「いえ・・・」 上空を見上げて、手を合わせる・・ 「南無・・十一面観音様!!  私は・・あの人に殺されていません・・  自分で死んだの!!  恨んでもいません!!  あの人を・・  救って下さい!!あの人を!!!」 泣き叫んでいる翔子ちゃん・・ 「翔子・・・」 虚しく翔子ちゃんの声が響いていた・・・
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