🌕月🌕

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「あっ…ふ……ぁ…」 恥ずかしい。 俺は今、総司の前で足を開かされている。 満月のせいで、障子を閉めていても明るい。 …ようするに…丸見えなわけで。 「やぁ…め……ゃ…触…るな……!」 そして総司に自身を握られていた。 男、しかも腕の立つ武士の物とは思えないくらい細くて綺麗な手。 それに触れられているのを感じ、俺はまた硬さを増す。 「そんなこと言って………躰はずいぶん素直ですけどね?」 やっぱりくすくす笑いながら、 俺の先走りで濡れた手を見せてくる。 俺は恥ずかしくて顔を背けてしまう。 .
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