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「あっ…ふ……ぁ…」
恥ずかしい。
俺は今、総司の前で足を開かされている。
満月のせいで、障子を閉めていても明るい。
…ようするに…丸見えなわけで。
「やぁ…め……ゃ…触…るな……!」
そして総司に自身を握られていた。
男、しかも腕の立つ武士の物とは思えないくらい細くて綺麗な手。
それに触れられているのを感じ、俺はまた硬さを増す。
「そんなこと言って………躰はずいぶん素直ですけどね?」
やっぱりくすくす笑いながら、
俺の先走りで濡れた手を見せてくる。
俺は恥ずかしくて顔を背けてしまう。
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