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そのニュースを見てオレの頭に嫌な考えがよぎった。
先程ヒメに話した内容にどこか似ている…ってただの噂だよな、と自分の思考回路に無理矢理叩き込む。
そんな事を考えている内にだんだん意識が薄れていった。
ジリリリリリリ…
夢の中のオレを現実に無理矢理引き戻す。
「んん~」
寝ぼけながらに目覚ましを止める。
「あー考えてるうちに寝たんかぁ」
時計にそう言い、オレは風呂に向かった。
(にしても昨日のニュースめっちゃ気になるわ)
風呂から上がり、学校の準備をした。
AM7時50分、オレの嫌いな学校へいざ出発。
今日も面白くない学校を何とか乗り切りバイトに向かう。
PM19時45分、バイトに着くといつも通り「おはろーさん」と言って、いつも通り控え室に直行した。
そんなオレに最初に話かけてきたのは、バイト先の社員、
栄江太(さかえ ふとし)
身長172ぐらい
体重0.1t
所謂100kg
だった。
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