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どこまでも続く青い空の下、レインはいつも通りに授業を受けている。
ふと外を見ていると、頭にノアの声が響く。
どうやら近くに魔物が現れたようだ。
他の七龍元神たちは、他の任務に行っているみたいでノアとレインの二人で相手にするようだ。
(めんどくさいけど行くか)
『そうだな』
「先生、すいません。ちょっとトイレ行ってきます」
そう言って教室を出たレインは、人気のない場所で黒ローブを着て、仮面を付けて瞬転する。
「待たせたな、白神」
「いえ、大丈夫ですよ。黒神」
「それじゃあ、いっちょやりますか!」
そうしてレインは今日も戦う。
大切な仲間と大好きな恋人、ニーナを護ると心に刻んで。
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