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お父さんの名前はカイザ、お母さんはリーナ。
みんな仲良しだ。
みんなと過ごすのがとても楽しかった。
「そういえばレイン、レイナ。今日は何があるか分かるか?」
僕とレイナは目を合わせる。
「分かんない」
「今日はな、お前たちの魔力量と属性を調べる日なんだ」
僕とレイナはそれを聞いた瞬間、飛び上るほど喜んだ。
この世界は5才になると特別な水晶玉を使い、魔力量と属性を調べるしきたりになっている。
そして、魔法を使えるようになり始めるのだ。
魔法が使える。
そのことに心躍らないわけがない。
「いつやるの?」
レイナが目を輝かせながら聞く。
「今が12時30分だから…1時にするか」
「「分かった!」」
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