第一章~出会い~

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先程、紫様から奇怪な物をいただいた。 河童が作った物らしく名は“けいたい”というらしい。 河童いわく『どこからでも通話できる便利な電話機だよ!』とのことだ。 なかば半信半疑だったのだが、紫様が面白がって試してみたところ本当に繋がってしまったのだ。(ちなみに自宅にかけられたので、私が行ったり来たりと大変だった) そこで紫様は、『藍も持ってると便利よ。はい、これ。私の番号は登録しておいたわ。』と言って渡してきたのだ。たしかにあると便利だと思ったのでありがたくいただくことにした。
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