第一章~出会い~

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「…それにしてもよくこんな小型な物に電話機と同じ機能がついてるな。それにこの画面…家にあるテレビより綺麗とは。流石は外界で作られただけはある。」 そう、これは外界から流れ着いたものである。それを河童が解体し、真似て作ったそうだ。 外界は我々の住むこの幻想郷と対なる世界である。ここでは我々の想像にも及ばぬ技術で作られた物で溢れているそうだ。 たまに紫様が召喚する“電車”なる物も外界で作られたそうな。1度でも良いから外界の者に色々と話しを聞いてみたいものだ。 あれこれ考えていたら“けいたい”が鳴った。
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