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「俺の名前は、大久保友哉。環境力学の3年だよ、よろしくね。」
「ぁ…はい。」
「春野さんは生物分子学だよね?」
「えぇそうですけど…どうしてそれを?」
「ウチの部長と君の部長繋がりで聞いちゃったんだけど、気を悪くしたらゴメンね。」
「いえ、別に。」
「春野さんってクールなんだねぇ。よく言われない?」
「いわれません。でも、先輩には関係ないんじゃないですか?」
「まぁ、それはそうなんだけど、俺としては春野さんと話したいから。」
そんなやりとりから始まった彼との絆は、この出会いをきっかけにその後も続いていくようになった。
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