大学時代(初期)

4/18
前へ
/185ページ
次へ
「俺の名前は、大久保友哉。環境力学の3年だよ、よろしくね。」 「ぁ…はい。」 「春野さんは生物分子学だよね?」 「えぇそうですけど…どうしてそれを?」 「ウチの部長と君の部長繋がりで聞いちゃったんだけど、気を悪くしたらゴメンね。」 「いえ、別に。」 「春野さんってクールなんだねぇ。よく言われない?」 「いわれません。でも、先輩には関係ないんじゃないですか?」 「まぁ、それはそうなんだけど、俺としては春野さんと話したいから。」 そんなやりとりから始まった彼との絆は、この出会いをきっかけにその後も続いていくようになった。
/185ページ

最初のコメントを投稿しよう!

14人が本棚に入れています
本棚に追加