大学時代(初期)

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目的地に着くまでの間、そうして他愛ないやりとりを先輩としていた。 けれど私は、そんな風にして笑わせてくれようとする先輩に対して、自分の心をまだ開けずにいた。 多分、この段階ではなく、初めて会ったあの時から先輩にはそれがわかっていたのかも知れない。今ではそう思う。
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