思春期時代

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「『あ、美咲子』じゃないわよ。探したんだからね。」 「ごめ~ん。」 「まったく…。」 「ところでどうしたの、そんなに慌てて。」 「どうしたもこうしたもないわよ~。保健体育の見学ノート出しに行ったら、中井先生みつからないんだもん…」 「あぁ、そういうコトね。」 「え~ん」 「よしよし。」 そういって迷惑そうにしながら、いつだってスウちゃんは頭撫でて慰めてくれてたなぁ。
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