祓い

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少女は美しい顔立ちをしていた 美しい、けれどどこか冷たい雰囲気の少女の瞳に僕は吸い込まれそうな気持ちになり…目を逸らした 『…忘れて』 「え???」 少女の声を最後に僕は急な眠気に襲われた 薄れていく意識の中で少女が鈴を「リンッ」と鳴らすと犬が小さくなって少女の手のひらに乗ったのが見えた …もう限…界 僕は目を閉じた
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