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ランチデートで、間野さんが間違っても目移りしないように。
ああそうだ。間野さんの愛を独り占めしているのは僕なんだって、見せつけるのはどうだろう。
…いや、それは駄目か。間野さんの可愛い顔は、僕だけが知っていればいいし。
「キイちゃん…」
「みんな不思議そうにあなたを見てますよ。顔を赤くして、僕に手を引かれて、…勃起させてるの、わかっちゃうんじゃないかな?…恥ずかしい人」
僕と間野さんの秘め事は、独裁者にだって止められない。
だって僕らは、愛に満ち溢れているんだから。
終
2012/8/22
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