決意

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決意

お泊まりから数日後、 かずくんと仕事帰りにちょっとだけ会うことになった かずくんの車に乗って、しばらく雑談 いつ本題を切り出そうか悩んでると、 「どうした…?落ちこんだ顔してるけど…」って、見透かされた 今日言おうって決めたんだから、言わなくちゃっ"p(>_<q) 『…もう終わりにしたいの…。別れたい…』 冷静を装って言うつもりだったのに、気づいたら涙が流れてた 「泣いて言われても、本心だとは思えない。紫穂は俺のことがキライになったの…???」 わたしは、首を横に振った 「じゃあ…なんで別れたいなんて言うんだよ…。そんなこと急に言われたって、別れられるわけないじゃん…」 言い終わると、かずくんがギュッと抱きしめてくれた 『かずくん、わたしと一緒にいるとつらい思いばっかりしちゃうよ???ほかの人と付き合った方が絶対幸せになれる』 正直な気持ちを全て話した 「確かに今の状況はいいとは言えないけど、俺は紫穂と一緒にいたいんだ。ほかの人と付き合ったって、絶対楽しくない。紫穂とだから幸せなんだよ」 その言葉を聞いた時、すっごく嬉しかった ずっとモヤモヤしてたものが少しなくなった気がした
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