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凛とした声の方向を見ると黒髪の美しい女性がこちらに向かって歩いて来た
「土方さん。あなたはいったい何をしてるんですか?この子達が困っているでしょう?」
「すまねえ」
「やーいやーい。怒られた。」
「総司あなたもです。普段はいいですがこういう時は辞めない。」
「あ、あの。お取り込み中すいません。あなた達は誰なんですか?」
「これはこれはすいません。まずは自己紹介かが先でしたね。私は新撰組副長の山南 敬助(さんなん けいすけ)です。」
「えぇ新撰組!?それに男?」
「はい。男ですよ。よく間違えらられるんですよね。はは。」
「はるー。新撰組?」
「新撰組ってのは幕末に活躍した京都の治安を守った警察みたいな組織だ。でもなんで?」
「まあまあそれは後で説明します。まだ自己紹介が終わってないですね。」
「あっ僕は佐々木春彦です。」
「私は石山恵です。」
「俺は岡山勇次です」
「春彦君に恵さんに勇次君ですか。あっこちらの2人は」
「新撰組副長土方 歳三(ひじかた としぞう)だ」
「新選組1番隊組長沖田 総司(おきた そおじ)です」
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