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「死んだって神様(?)のミスですかね。 普通に考えて落とし穴に落ちて死んだなんて信じれないですけど」
「ああ、僕のミスって言うか僕の息子がね。 悪戯で落とし穴を掘って罠を仕掛けてたんだよ」
神様(?)、見た目高校生ぐらいなのに息子が居るのか。
もちろん、息子も金髪金眼だよね?
「子供がやった事は親である僕が責任取らなきゃいけないからさ。 生き返らす事は無理だから異世界にトリップさせよう」
「天国行きでいいです」
異世界なんて怖い怖い。
どうせ魔法があって魔物とか戦争とかあるんでしょ。
だったら天国でのんびり暮らしたい。
「天国は今入居待ちが多くて無理なんだよね…。 異世界に行くなら何でも能力をあげるからさ」
「いや、待ちます」
能力なんてあったら楽かも知れないけど魔物退治や戦争なんて怖くて嫌だ。
私は平和に過ごしたい。
「お願いっ、異世界に行って!」
「……わかりました」
扉が開いてますって。
誰か覗いてますって。
そして、視線が痛い。
……うん、やはりイケメンは美女ハーレムなのか。
「本当? じゃあ、何でも叶えてあげるから言って」
「まずは転生する世界のことを教えて下さいよ」
魔法と剣の世界は私の勝手な考えだからね。
ちゃんと説明してくれないと能力考えれないし。
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