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君には好きだと言えなかったけどそれでも腕を伸ばしてあの頃に描いた夢を、ささやかな夢を俺も君も辿ってゆく。
「幸せになりたい」
そんなささやかな夢を
素通りしていた現実の世界に持っていなかった気持ちを。
君と会ってあの頃の事を思い出して忘れていた物に気づけたから。
あの頃に持っていた淡い炎をたやさぬように
君と過ごしたあの頃のもう二度と戻らない甘い時間と一緒に胸に秘めて
原「幸せにな莉乃……俺も幸せになるから…会えて良かったよありがとう」
そう君を見送った道で呟いていた
もう見えない君の後ろ姿に向かって
原「……よし！行くか！」
今日は明日に続いてる。
だから
今日も明日へ向かおう
end
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