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追い掛けてみたものの火瓦の影すら見つからず。
達は暗い森の中で迷子になってしまった。
「これちょっとやべぇかなぁ・・・」
別段烏が鳴いたり、羽ばたく音とかなくて不気味な雰囲気じゃないけど、何にも音がしなくて逆に怖い。
「おーい!火瓦ー!」
呼んでみるも帰ってくる声もなし。
「ここどこだ?・・・帰れるのか?おれ・・・」
その時。
「うお!うわーーーー!!がっ!!」
突然襲う浮遊感。
達の足元が抜け、そこへと落ちてしまったのだ。
そして、落ちる時、地面に頭をぶつけ気絶してしまった。
(死んだ・・・)
その頃、火瓦は・・・。
「な、何ですかあんた!」
「狼男はどこだ!」
「は?着ぐるみに決まってるじゃないですか!」
「何ぃーーー!!」
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