1人が本棚に入れています
本棚に追加
「よろしく」
「ねぇねぇ、身長どれくらい?」
「148ぐらい」
「うちのお姉ちゃん、私達二人と違って背、小さいし貧乳だし」
標準語を話す琥珀。
「ほんま、えぇとこひとつもあらへん」
珊瑚は関西弁を話している。
二人が話すその後ろに人影が仁王立ちした。
「それは誰のことかな?」
「勿論瑠璃お姉ちゃんの話って、瑠璃お姉ちゃん!」
「あなたたちね!」
瑠璃お姉ちゃんと呼ばれた女子生徒は、琥珀と珊瑚に素早く近づいた。
「手痛い!」
「かんにんやて」
琥珀の右手と珊瑚の左手を後ろに引いていく瑠璃。
と琥珀と珊瑚の体が前方に宙返りをし、二人同時に背中から激しく床に叩きつけられた。
パンツが丸見えになっているのにも気づかず、琥珀と珊瑚は背中の痛みでのたうち回っている。
最初のコメントを投稿しよう!