第一話☆変な女が現れた

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=公園= A(春、卯月、私の心は希望に満ち溢れていました。) B「アメンボ赤いなあいうえお・・・」 A「演劇部かなんかかな~よくやるな~こんな所で恥ずかしくないのかな~。」 B「そこのあなた、何か用かしら?」 A「え!あぁいえ・・・別に・・・ただ何してるのかなぁって。」 B「なぁんだ、私のファンの子かと思ったのに。」 A「あ・・・もしかして女優さんか何かなんですか?」 B「?違うわよ。あ!でも半分正解ね!なんせ私は未来の大女優になるべく生まれてきた人間だから!」 A「はぁ。」 B「あ!もうこんな時間!大変!いそがなきゃ!」 A「・・・変な人。」 =教室= チャイムの音 A「ふ~やっと着いた、今日からここが私のクラスかぁ。」 B「遅刻遅刻~!」 A「あ、あなたは。」 B「?あぁ今朝の!・・・え~っと・・・私のファン!」 A「ファンじゃありません!勝手にファンにしないでください!まったくもう。」 B「まあまあ、いいじゃないの!ファンって事で!」 A「ファンじゃないし!」 B「サインあげるから!」 A「いらないわよ!」 B「プレミア付くのに~。まあいいや、私、北風まよ、よろしくね。」 =それが、私と北風まよの出会いだった
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